ソーシャルレンディング会社の選び方を投資スタイル別に詳しく解説

2018年2月16日更新
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ソーシャルレンディングでの投資をはじめる際に、どのような事業者を選ぶのが最適なのでしょうか。現在ソーシャルレンディング事業者は約20社近くあります。単純に利回りや担保の有無などだけで比較すると思わぬリスクが存在することが見逃してしまいます。継続的に投資を行っていくためには、リスクを理解して自分にあった投資スタイルを選ぶことが重要です。

 

今回は、あなたの投資スタイルによってどのような事業者を選べば良いかを詳しく解説します。

リスク許容度に分けて投資スタイルを考える

まずは、リスク許容度によって自分の投資スタイルがどれに当てはまるか確認してみましょう。

 

リスク許容度とは

投資スタイルを選定する上で重要になるのがリスク許容度です。リスク許容度とは、その名の通りリスク許容できる範囲のことをいいます。

 

誰しも投資に対してリターンを求めると思いますが、リターンに必ず付き纏うのが、リスクです。高リターンを求める場合は、必ず高いリスクが発生します。では、投資する資金の性格や全体の資産に対して投資を行なう資金の割合などで、どの程度を許容できるか考えてみましょう。

 

 

リスク許容度を考えるポイント

リスク許容度を考える際に重要なポイントが、損失が出た場合にどれだけ受け入れることができるかを事前に考えておくことです。

 

利益が出ているときは平常心でも、いざ損失が出てしまうと平常心を失って、判断を鈍らせます。これによって損失に損失を重ねて退場せざる負えなくなってしまうこともあります。

 

有名な投資家である、ジョージ・ソロスはこんな名言を残しています。「まず生き残れ。儲けるのはその後だ。」投資には、利益もあれば損失もあります。それでも、継続的に投資を行える範囲で行えば必ず次のチャンスが巡ってきます。まず、生き残ることを考えるのがリスク許容度を考える際の重要なポイントです。

 

それでは、リスク許容度を考える具体的なポイントを確認して行きましょう。

 

    • 年齢:いつまでに資金が必要か。時が長ければ長いほどリスク許容度は大きいといえます。

 

    • 家族構成:独身か、家族がいるか。家族構成が少なければ少ないほどリスク許容度は大きくなります。

 

    • 資産:資産はどの程度か。資産が多ければ多いほどリスク許容度は大きくなります。

 

    • 年収:年収が多いとそれほど投資に回せる資金が大きいのでリスク許容度は大きくなります。

 

  • 性格:性格上、リスクが迫っていても平常心でいられるかでリスク許容度が大きくなります。

上記のポイントを踏まえて、どの程度リスクを許容できるかを判断しましょう。

 

投資スタイルにあった事業者選びをしよう

リスク許容度が把握できたあとは、リスク許容度に合わせた投資スタイルを考えていきましょう。

今回は、リターンとリスクに合わせて4つの投資スタイルに分類してみました。投資スタイルに合わせて選ぶ事業者も変わってきます。投資スタイル別の事業者の選び方も合わせてお伝えします。

 

 

投資スタイル:積極型

積極型は、リスク許容度が大きい方におすすめする投資スタイルです。

 

ズバリ「リターン重視」の投資スタイル、ソーシャルレンディングの中でリターンを大きくするには、もちろん利回りの高い事業者を選ぶ必要がありますが、利回り以外にも気をつけなければならない点があります。それは、再投資のしやすさです。

 

せっかく投資をおこなっても案件が少ない事業者などは、すぐに再投資ができない場合があります。すぐに再投資ができなければ資金を遊ばせる期間が増えてしまうので、年間など長い期間でみた収益が落ちてしまいます。再投資がしやすいように、案件の多い事業者や複数の事業者を選ぶようにしましょう。

 

-『投資スタイル:積極型』におすすめの事業者

・クラウドクレジット

平均利回りが高く、ファンドの数も多い事業者。海外投資に特化しているため、一定のリスクはあるが10%以上の利回りが期待できる事業者です。

 

 

・クラウドリース

業界でも、利回り水準がトップクラスの事業者です。店舗系ビジネスへの融資が中心したラインナップが特徴。また、ほとんどの案件に担保は設定されているものの、同一の貸付先が多いので、案件をよく確認して分散投資する必要があります。

 

クラウドリースはmaneoの「会員連携サービス」を利用することが可能です。

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投資スタイル:成長型

成長型は、高いリターンを求めながらもリスクをカバーできるように運用するスタイルです。ソーシャルレンディングの中でリスクをカバーするためにチェックするポイントは担保設定されている案件かどうかです。

 

担保設定されていれば、万が一に貸し倒れが起きた際でも投資資金を取り戻せる可能性があります。成長型の投資スタイルで運用する場合は、利回り以外にも担保設定されている案件が多い事業者かを重点的に確認して選ぶようにしましょう。

 

-『投資スタイル:成長型』におすすめの事業者

・ポケットファンディング

ポケットファンディングは、沖縄を中心とした案件に投資可能な事業者です。利回り5%~9%程度で比較的利回りの高い案件が揃っています。また、ほとんどの案件に担保設定がされていて、LTV(貸付比率)を原則70%以下に抑えるなど担保の保全性を高めていることなどが特徴です。

 

 

・LENDEX(レンデックス)

最近、サービスを開始した事業者ではありますが、その分案件の利回りが高めに設定されているので利回りを重視したい方には狙い目な事業者です。また、全案件担保設定されていて、東急リバブルなど外部機関を利用して担保評価額を設定していので信頼性も高くなっています。

 

 

 

投資スタイル:安定成長型

安定成長型は、リスクを重視しながらも安定したリターンを求める投資スタイルです。リスク許容度は大きくないが、着実なリターンを求めたいという方に向いています。安定成長型の投資スタイルで運用するに際、事業者を選ぶポイントは担保の質の高さです。

 

担保の質とは担保評価額に対しての貸付金額の割合はどのくらいかという点です。Loan To Value(LTV)という指標で確認することができます。担保評価額が万が一下落した場合でもLTVが低ければ元本への影響が少なくて済むので、リスクを重視する場合には担保の中身もしっかり確認して投資を行いましょう。また、いくつかの事業者に分けて分散投資するのも効果的です。

 

-『投資スタイル: 安定成長型』におすすめの事業者

 

・クラウドバンク

クラウドバンクは、利回りが高い案件は少ないものの案件の幅広いラインナップで投資がしやすく、担保設定されている案件も多いのでバランスの取れた事業者です。また、証券会社として「第一種金融商品取引業者」に登録されているので信頼性も高いといえます。

 

 

・maneo

多様なファンドを揃えているので資金の性格によって案件を選択できる使い勝手の良い事業者です。担保も様々なものがあるので、状況に合わせて投資先を選ぶことができます。

 

 

投資スタイル:安定型

安定型は、リターンが少なくてもリスクを抑えて安定して投資を行なうスタイルです。安定して投資を行なう際のポイントは単利で投資を行なうことです。単利の場合は複利で運用するよりも投資効率は落ちるものの利益を確定させるので、万が一の際のリスクを最小限に留めることができます。

ソーシャルレンディングの最大のリスクは貸し倒れです‘。今までの利益分を再投資していると大きな損失を被る可能性があるので『安定型』で運用する場合は、万が一に備えた運用を重視しましょう。

 

事業者を選ぶポイントとしては、担保の質に加えて事業者の信頼性です。事業者の信頼性は過去の運用実績や、株主や関連会社、直近の業績などで把握できると思います。また、信頼性の高い事業者に分散して投資を行えばリスクを抑えて着実な運用を行えます。

 

-『投資スタイル:安定型』におすすめの事業者

・オーナーズブック

オーナーズブックは、2017年にマザーズに上場しており会社全体の業績も好調な事業者です。また、セミナーなども頻繁に行っているので、はじめてでも安心して投資できる事業者です。

 

 

・LCレンディング

LCレンディングは、JASDAQ上場会社LCホールディングスのグループ会社です。LCホールディングス保証付案件など上場会社の保証が設定されている案件もあり、安心して投資することができます。

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まとめ

今回は、リスク許容度に合わせたソーシャルレンディング事業者の選び方を解説しました。どんな投資商品でも事業者選びは重要なポイントです。

 

特に、ソーシャルレンディングは投資先が不透明部分もあるので、事業者の選び方を誤ると思わぬ落とし穴にハマってしまう場合があります。投資である限りリスクは少なからず存在するので上手く付き合いながら、効率的な運用を行いましょう。

この記事を書いた人

Sm profit3rich r

Profit.com編集部

Profit.com編集部です。投資にまつわる記事を、わかりやすく解説していきます。

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