ラッキーバンクは貸し倒れの可能性がある?リスク抑える方法を詳しく解説

2017年10月20日更新
ラッキーバンク貸し倒れ

ソーシャルレンディングで投資する際には、貸し倒れやその他のリスクが隣り合わせになります。リスクが全く無い投資は存在しません。

しかし、可能な限りリスクは回避したいものです。従って、ソーシャルレンディングで投資を考えている人は、いろんなところから情報を得て、ソーシャルレンディング会社を選択しますよね。

今回紹介する「ラッキーバンク」は、今勢いのあるソーシャルレンディング会社の1つです。不動産特化型のソーシャルレンディング会社として、何かと注目を集めることも増えているのですが、果たして本当に信頼できる会社なのでしょうか?

そこで今回はラッキーバンクの実績などを紐解くことによって、貸し倒れやリスクについての詳細を明らかにしていきたいと思います。是非、参考にしてみてください。

 

ラッキーバンクは怪しい?信頼できる会社か?

運営会社

 

ラッキーバンクを運営する「ラッキーバンク・インベストメント株式会社」は、資本金2億1,000万円を誇り、会社に蓄積された利益である利益余剰金は、2017年8月の決算で1億5,690万円と発表されています。

 

近年注目を浴び、勢いをつけてきている会社ということが、一目で分かる数字が並んでいます。2014年に設立された新しい会社なので、総従業員数も9名とそれほど規模の大きい会社ではありません。それでも2017年には累計募集金額が80億年を突破するなど、目覚ましい成長を遂げています。

 

不動産売買事業のために「LBIリアルティ株式会社」も設立するなど、不動産特化型ソーシャルレンディング会社として、強みは多く持っていると言えるでしょう。また、取扱いファンドは6%~10%という高い平均利回りも魅力です。

代表者の人物

 

ラッキーバンクの代表取締役を務める田中翔平氏は、1990年生まれとまだ20代の若手社長です。

資産運用や相続対策といったコンサルティング業務の会社に従事し、不動産会社の事業会社という経歴も経て、2014年にラッキーバンク・インベストメントを設立しました。会社の創業当時は副社長でしたが、2015年から代表取締役に就任します。

20代でソーシャルレンディングという、専門性が求められる事業に進出するというのは、簡単なことではありません。ましてや現在は、ラッキーバンクは業界でも上位に位置する会社なので、まだ若い田中氏の手腕は、これからも発揮されることが期待できます。

貸し倒れのリスクはあるか?

 

皆さんが1番気になるのは、やはり貸し倒れに関するリスクでしょう。

ラッキーバンクは運用中のファンドを含めて、640件の運用実績があります。232件が運用期間を終え、現在貸し倒れが発生したというファンドは1件もありません

 

不動産投資に特化したソーシャルレンディング会社ということもあり、すべての案件に不動産担保が付いています。担保に設定される不動産は、個別のページに評価額や地価相場なども掲載されており、投資家は多くの情報を得て、ファンドを選択することができます。また、その案件を運用した場合と、銀行預金によって資産運用をした場合の収益の差も、分かりやすく表示されています。

その案件に魅力があるかどうか、投資家にとっては分かりやすくなっていると言えるでしょう。

 

貸し倒れが起こる原因には、企業が融資された資金の返済プランが上手く立てられないということも考えられます。ラッキーバンクの案件では、そのような企業の無計画な借入によって貸し倒れが起こることは、現時点では考えにくいと言えるでしょう。

 

案件の運用期間も、半年~1年半程度と短期のものが多く、不動産の価格が大きく変動するリスクも低いです。

貸し倒れリスクを抑えるポイント

 

抵当権順位の確認

上記のようにラッキーバンクの公式サイトには、不動産担保の詳細が掲載されています。リスクを抑えるために確認しておきたいポイントは、担保の抵当権順位です。

 

上図のように案件の不動産担保が第一抵当権の場合、その担保は最優先で売却される抵当権を持っていることになります。万が一、案件において貸し倒れが発生しても、不動産の売却によってある程度資金を回収できるので、投資家のリスクは軽減されます。

もし、担保が第二抵当権の場合は、第一抵当権者から資金を回収したあとに、抵当権が回ってくることになります。つまり第一抵当権者の不動産売却によって資金を回収しても、余剰金が出ない場合は第二抵当権で資金回収ができないシステムということです。

ラッキーバンクの案件を運用するリスクを軽減しようと考えるのであれば、第二抵当権しか所有していない担保付きの案件は、なるべく避けるようにしましょう。

 

極端に言えば、第二抵当権の担保付きで高利回りでも、第一抵当権の担保で少し劣る利回りの案件を選ぶ方が、無難なリスクヘッジになります。

LTVが低い案件を選ぶ

LTVとは、借入比率とも呼ばれる数値のことで、数字が低い不動産担保を選択するほど、資金が返済される可能性が高いということになります。

 

LTVは借入金額÷担保評価額で算出することができますが、ラッキーバンクの案件では、LTVが90%を超えている案件もあり、決してすべての案件の担保が安全性が高いというわけではありません。案件の詳細ページにLTVが記載されているわけではないので、事前に投資家の手によって計算しておく必要があります。

 

少しLTVが高めに設定されている案件が多いため、LTVが90%以内の案件は、ラッキーバンクの案件では低い水準だと言えます。ラッキーバンクの案件のLTVが高い理由として、不動産の価値が上がることを想定したLTV率に設定されているということが言えるでしょう。

案件によって、不動産価格の上昇の可能性を示す値を掲載しているところを見ても、その傾向はあります。もし貸し倒れが発生しても、不動産の価値自体が挙がっていれば、損失をカバーできる確率は高くなります。

 

少額の資金を複数案件に分散投資する

 

ラッキーバンクのリスクを回避する方法として、少額の資金を分散して投資する「分散投資」も一つの方法です。

 

資金を1つの案件に集中して投資してしまうと、その案件で貸し倒れがあった場合、すべての資金が回収できなくなるリスクがあります。例えば100万円を10個の案件に分散投資した場合、1つの案件で貸し倒れがあったとしても、他のファンドからは資金が回収できることになるので、リスクは軽減されます。

 

ラッキーバンクの案件は、数万円から投資可能なものも多く、期間が短いものも多いので、分散投資は1番頭に入れておきたいリスク回避方法です。

 

まとめ

ラッキーバンクは、現在老舗ソーシャルレンディング会社のmaneoを迫る勢いで、成長を続けています。

 

不動産業界に参入するために、不動産子会社を設立するほどの積極性は、今後も大きく会社が成長していく可能性を秘めている事業展開だと言えるでしょう。ラッキーバンクの案件は、人気がありすぎるために、すぐに案件の募集が終了してしまうなど、投資家にとっては少し悩ましい部分もあります。

歴史が浅い企業、そして若い代表という、一般的には会社の信用に対して懐疑的になってしまう要素もありますが、現時点ではリスクが低いソーシャルレンディング会社だと言えるでしょう。

この記事を書いた人

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Profit.com編集部

Profit.com編集部です。投資にまつわる記事を、わかりやすく解説していきます。

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