オーナーズブックの評判&実際に使ってわかったおすすめできる人

2018年2月20日更新
オーナーズブック

ソーシャルレンディングを行うにあたって、ある程度自分が投資するファンドのイメージが固まっているという方もいるかと思います。そんな方は、一定の案件に特化したソーシャルレンディング事業者を選択するというのも1つの手でしょう。

今回解説する「オーナーズブック」は、投資先のイメージがある程度できている方に、ぜひチェックして頂きたい事業者です。

 

 

評判の高い特徴は?

特徴①不動産に特化したソーシャルレンディング会社

オーナーズブックは、「不動産投資」に特化した、ソーシャルレンディング事業者です。

オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、顧客の資金管理を行い、2017年9月28日にはマザーズに上場しています。貸付はロードスターファンディング株式会社が行っています。

 

2012年に設立された会社で、設立以来不動産のコンサルティングや仲介、自己投資を業務内容としてきました。直近の決算資料では、増収増益を果たしており、順調な業績を上げています。

 

その他にも、不動産鑑定士を始めとした、不動産の知識が豊富な専門家が多数揃っているのも大きな魅力です。宅地建物取引業や、総合不動産投資顧問業など、不動産に関する免許や登録も多いため、「不動産に特化している」と断言できる事業者といえますね。

 

特徴②最低1万円から投資可能で、利回り平均約5.9%(弊社調べ2018年2月時点)

オーナーズブックは、最低1万円からの投資が可能です。平均の予定利回りは約5.9%ですが、公式サイトに記載されている実績利回りは4.6%~14.5%とかなりの開きがあります。実績利回りの上限が高くなる理由は、予定償還日より前に借入人が担保不動産を売却したというケースが関係しています。

 

これは、投資した不動産が売却される際に、事前に定めたターゲット価格を上回った場合、一部を期限前弁済手数料として、投資家に分配するためです。それにより、実績利回りが予定利回りより高くなる場合があります。

この仕組みによって募集時は予定利回り5%で募集していた案件が、実績利回りで10%を超える場合があるので、上手くいけば高利回りが得られる仕組みになっています。これはオーナーズブック独自のシステムで、他のソーシャルレンディング事業者ではほとんど見られない仕組みです。

 

特徴③全案件不動産担保設定

オーナーズブックの取り扱う案件には、すべての案件に不動産担保が設定されています。ローン案件に対して担保が付いていれば、事業者が倒産した場合でも担保から資金を回収することができます。

 

しかし「担保が付いている=安全」と考えるのは、少し安直すぎるでしょう。
きちんと担保価値を分析してから投資しないと、無担保に等しい状態にもなりかねません。担保を分析するポイントの1つに、「LTV(Lone To Value)という数字があります。日本語では借入比率と言われ、この数値が低いほど、返済の可能性が高く、案件の安全性が高いという証明になります。

 

オーナーズブックは、このLTVの数値が、80%以内と低く抑えられています。
短期で担保が2割以上上下することはないとい考えの元、きっちりとしたリスクヘッジができている証拠と言えるでしょう。また評価額を決定する際には、自社の不動産鑑定士だけではなく外部の不動産鑑定士による評価も併用しているので、その担保評価額は信頼できるといっていいでしょう。

特徴④少人数制のセミナーが充実

オーナーズブックでは、毎月ロードスターキャピタル株式会社の概要説明や、オーナーズブックの概要説明などのセミナーを行っています。定員になった時点で受付が終了になるものがほとんどなので、参加したい方は公式サイトで常に情報をチェックしておきましょう。

 

初心者向けコース、経験者向けコースに分かれている上に、公式サイトではセミナーの様子を動画で公開していたり、女性専用セミナーも用意されています。

特徴⑤会員限定SNSやスマホアプリなど充実したサポート機能

またオーナーズブックには、会員限定のSNSが用意されています。
同じところに投資をしていても、投資家同士というのはそれほど接点がないものです。そういった環境の会員同士でメッセージのやりとりをしたり、友達リクエストをして投資家の輪を広げることが可能です。

 

もちろん、他の人と交流する必要がないという方は、無理して使う必要がありません。会員ページのON、OFF機能で簡単に設定できます。SNS機能が使えるソーシャルレンディング事業者は、現在オーナーズブックのみとなっています。

 

そして、オーナーズブックのスマホアプリもダウンロードできます。
このアプリでも、他の投資家とコミュニケーションを取りながら投資をすることができます。案件情報も見やすく、操作性も良いと評判です。
App Store、Google Playでダウンロードすることができます。

 

 

おすすめする人とおすすめしない人

安全重視で投資を行いたい方におすすめ

オーナーズブックのメリットは安全性の高さです。先程説明したLTVや、不動産担保の流動性が高い都内の案件を中心にしていることなど、リスクを抑えた案件を中心に取り扱っています。

また、1万円から投資可能なのではじめて投資を行いたいと考えている方でも少額から投資が可能です。もちろん高額の投資もできるのですが、少額から試すことができる点は初心者には嬉しいポイントです。

このことから、リスクをなるべく抑えながら資産運用したいと考えている人におすすめの会社と言えるでしょう。

 

不動産に特化しているため不動産以外に投資したい方には向かない

オーナーズブックの案件は、平均利回りが5%と、他社と比べて劣るところはデメリットの1つです。つまり、「ローリスクローリターン」の案件が多いということです。またソーシャルレンディングの取扱いファンドには、中小企業支援や風力発電などの自然エネルギー関係、発展途上国支援などたくさんの種類があります。

 

しかしオーナーズブックは不動産特化型のソーシャルレンディング事業者なので、それ以外に投資を考えている方は、非常に選択肢が限られています。いろんなジャンルのファンドから選択したいという方は、バランス重視のソーシャルレンディング事業者を選択する方が良いでしょう。

リスクや貸し倒れの心配は?

オーナーブックは、冒頭でも紹介したように、既に上場しており業績を公開しているので企業としての透明性は他の事業者に比べて高い事業者の一つです。

また資本金は、10億円を超えており、これは業界最大手の「maneo」と比べても大きく上回っています。資本準備金を合わせると、20億円を超えているので資本力が高い事業者といえます。

 

案件の貸し倒れについては現状1件も起きておらず、安全性の高い案件が提供されています。開発中の案件には手を出さないため、オーナーズブックで提供される案件は工期が終わった不動産のみです。

提供されている案件には、1つ1つリスク分析などが分かりやすく記載されています。小・中・大の3段階でリスクが可視化されていて、物件のリスクが把握することができます。これによって、どの案件にリスクがあるのか一目瞭然になっているので参考にしながら投資を行えます。

 

 

主なファンドシリーズ・テーマ

不動産担保ローン付きファンド

オーナーズブックが取り扱っている案件のほとんどが、この不動産担保ローン付きファンドです。東京23区内のファンドを中心に案件を提供しています。
理由としては、オーナーズブックの会社が東京23区内(中央区)にあるため、万が一のデフォルトのときにすぐに回収できるように考慮されています。

 

また不動産融資の形の1つである「メザニンローン」を活用している案件も多いです。メザニンローンとは、自己資金と銀行融資(シニアローン)では足りない分を、補ってくれるための融資のことを言います。

 

銀行融資を受けていても、資金が足りない場合、企業はこのメザニンローンを使用することで、資金の負担が軽減されます。シニアローンは、金利はあまり高くありませんが、返済方法などが細かく定められているものが多いのが特徴です。

 

メザニンローンはシニアローンより金利が高くなることもありますが、当事者同士で合意があれば、自由な形でローンを組むこともできるので、利用する企業は多いです。このようなメザニンローンのバランスが良いシステムは、「ミドルリスクミドルリターン」と言われています。

 

パーキングファンド

パーキングファンドは、オーナーズブックがソーシャルレンディング界で初めて提供した、時間貸しパーキングを利用した案件です。

パーキング用の土地を担保として、貸付を行っています。
まだ1件しか扱っておらず、2年間の運用を予定していて、予定利回りは5%となっています。

 

対象となるのは千葉県のパーキングですが、担保として23区内のマンション1室も含まれています。
稼働率もいい立地なので、リスクは少ないと考えられています。
商業ビルやマンションなどに変わる新しい不動産担保の案件として、注目を集めているファンドです。

利回りは現在5%前後ですが、満額で成立するほど投資家にも人気があります。

今後の経過が順調であれば、さらにパーキングファンドの取り扱いが増えていくのではないでしょうか。

 

京町家再生ファンド

オーナーズブックでは珍しい都外エリアの案件です。最大の特徴は、貸付先が宿泊施設になっているため、一定の条件をクリアすれば宿泊優待券を特典としてもらうことができます。

 

ソーシャルレンディングでは投資先が非公開になってことが多く、投資後に物件を確認することが難しい状況です。投資した案件に実際に宿泊できる特典は、社会貢献など投資した物件がどういった施設なのか確認できるので投資後も実感を得られる案件になっています。

 

 

オーナーズブックの口座開設手順は下記で詳しく解説しています。

OwnersBook(オーナーズブック)の口座開設手順、用意するもの、注意点

 

まとめ

いろんなソーシャルレンディングの形をいろいろ知った上で、不動産投資に的を絞ったのであれば、オーナーズブックはおすすめです。またスマートフォンだけで口座開設から投資まで可能なので、手軽さを追求する方にも魅力ではないでしょうか。また、オーナーズブックでは会員登録や口座開設、取引に関して手数料はかかりません。

 

ただし、銀行口座からオーナーズブックの投資口座に振り込む際の振込手数料と、反対に出勤する時の払戻手数料だけはかかります。不動産投資に特化しているだけでなく、システムも独自のものを採用していることが多いのがオーナーズブックです。システムの構築も自社で行っているので、追加の機能やバグの修正なども迅速に対応してくれることでしょう。

 

現在、人気が高く投資できないという点についても、かなり多くの投資家から意見が出ているのが事実です。
こういった点は、サービスの拡大とともに解消されていくと思います。

この記事を書いた人

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Profit.com編集部

Profit.com編集部です。投資にまつわる記事を、わかりやすく解説していきます。

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