ソーシャルレンディングの投資家と借り手のメリットとは?

2017年8月18日更新
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ソーシャルレンディングは、しっかり計算された作られた資産運用方法です。

当然、事業者に投資をする投資家のメリット、さらに借り手の企業にもメリットがあるようにシステムは作られています。

新しいサービスだということは分かりますが、まだどのようなメリットがあるのかよく分からないですよね。

そんな方のために、投資家側のメリット、借り手側のメリットに分けて説明したいと思います。

読み終えたころには、少しはソーシャルレンディングの魅力が伝わるのではないかと思います。

ソーシャルレンディングの投資家側のメリット

・定期預金や国債に比べ、高い利回り水準

ソーシャルレンディングのメリットの1つは、利回り水準の高さです。

事業者によって多少の違いはあるものの、業界平均は8%(2017年現在)となっています。

それでは、他の金融商品と比較してみましょう。

例えば国が証券という方式で発行する国債は、個人向けで約0.6%の水準、誰もが行っている定期預金に至っては0.01%です。

 

定期預金でも、ネット銀行に預金した場合は、大手の銀行に比べて人件費などのコストが少なく、預金者に多く還元できるため利回り水準は上がりますが、それでも0.04%です。

 

このように、利回りが低い運用をしている資産を、高い利回りの運用に充てられるというのが、ソーシャルレンディングの魅力の1つでもあります。

・株価や通貨など市況の変化に強く、運用の手間は不要

資産運用と言えば、それなりの知識と技術を必要とするものばかりです。

例えば外国為替取引(FX)は、チャートの見方やテクニカル指標の使い方、通貨ごとの特性など、始める前も始めた後も、常に知識を身に付けていかないと成功するのはなかなか難しいです。

 

ソーシャルレンディングには、運用中に必要な予備知識というものが、ほとんど必要ありません

日経平均株価や為替レートのように、相場が毎日変動するようなものでもありませんので、安定感のある運用が可能です。

 

投資を行って、あとはその案件が終了する期間まで、投資家は待つだけです。

特に投資家が動くことはありませんので、黙っていても自動的に事業者からの分配金が入ってきます。

 

日中は仕事をしながら、家ではFXや株をしている「兼業トレーダー」という方も多くいます。

その理由はもちろん、1日中時間を使って資産運用ができないからなのですが、そういう方々にこそ、ソーシャルレンディングはオススメの資産運用です。

 

運用自体の時間はもちろん、それを行うにあたって勉強することも少ないので、忙しい会社員の方、さらに投資経験に乏しい主婦の方もチャレンジしてみる価値はあります。

 

・最低1万円から、少額での運用が可能

こちらも事業者によって設定されている金額は異なりますが、ソーシャルレンディングは最低で1万円から投資を始めることができます

 

FXでも、初期費用1万円から始めるということは、不可能ではありません。

しかし、FXには「必要証拠金」という、絶対FX会社の口座に預けておかなくてはいけない担保があります。

その証拠金が少なくなると、強制的に取引を終了させられることもあるので、少ないとかなり不利になります。

 

さらに1万円でFXを始めたところで、取引できる通貨単位には限界があります。

大きすぎる単位の取引はFXのルール上不可能なので、一生懸命勉強したところで、1万円から始めるFXで得られる利益は100円、10円の世界です。

 

ソーシャルレンディングはもっと合理的で、投資額が1万円でも利回り水準が高いですから、低リスクの取引で、なおかつ他の金融商品よりリターンを期待できるということです。

 

・債権投資と比べると短期投資が可能

 

債権投資は、期間が短くても1年ぐらい、長期のものだと30年というものまで存在します。

長い期間投資するということは、大きな利益と大きな損失が、常に隣り合わせだということになります。

 

そのような長期投資に慣れていない方のために、ソーシャルレンディングがあると言っても過言ではありません。

ソーシャルレンディングの運用期間は長くても1年、短い案件だと1ヶ月~3ヶ月というものもあります。

短い期間の投資に慣れたら、期間を少しずつ延ばすというのを繰り返して、得られる利益が増えていけば1番理想的です。

ソーシャルレンディング借り手側のメリット

・銀行に比べて、審査や融資実行が早い

借り手にとってソーシャルレンディングは、非常に審査から融資実行までの時間が早いとされています。

 

銀行融資の場合、審査を開始してから実際に融資されるまで、1ヶ月~2ヶ月かかるのが普通です。

ソーシャルレンディングの場合、数日間で審査開始から融資実行まで終わってしまいます

 

銀行に比べて大きな資金調達は見込めないかもしれませんが、少ない資金を短時間で調達するためにソーシャルレンディングを使い、長い期間で資金を調達する場合は銀行で使うというように、企業では分担しているところが多いです。

 

・ノンバンクからの融資に比べて低金利

 

企業は、さまざまな理由によって銀行から融資を受けられないところもあります。

そんな企業が資金の調達に使う場所として、ノンバンク融資という選択肢があります。

 

ノンバンクとは、貸付を行ってくれる企業で、銀行以外のものを指します。

有名なところではモビット、アイフル、プロミスなどがそれに当たります。

 

貸付に対する基準や、サービスの柔軟性はとても好評のノンバンク融資ですが、一方で金利がすごく高いというデメリットもあります。

いろんな理由があって融資を受けられない人や企業が利用することが多いので、たとえ高い金利でも、我慢して利用する人が多いです。

 

しかしソーシャルレンディングなら、ノンバンクのように15%~18%の高金利ではありません。

銀行に比べると高金利かもしれませんが、インターネットを利用したサービスのため、普通の貸付事業よりはコストを削減でき、柔軟性の割にはかなりの低金利で貸し付けをしてくれます。

・起業して間もない会社や、中小企業でも貸付が行われる場合はある

ソーシャルレンディングを利用している企業というのは、経済的にしっかりしているのに実績がない企業や、中小企業も多いです。

 

それは、銀行融資の審査基準が、とても厳しいものになってしまったということが起因しています。

銀行は多くの融資を行いすぎて、不良債権を抱えすぎてしまったことによって、企業への融資をとても厳格なものにしました。

 

これによって、起業したばかりで実績がなければ信頼が得られず、中小企業の場合もなかなか審査に通らなくなってしまったのです。

 

ソーシャルレンディングには、銀行が好んでいない少額の投資を行うことによって、銀行の融資に頼れない企業からの申し込みが増えました。

また銀行の融資だけでは足りない分だけ、ソーシャルレンディングで融資を受けたりと、ソーシャルレンディングの多様性というものはどんどん増えてきています。

まとめ

ソーシャルレンディングは、このようにしっかりと需要があるサービスだということが、分かっていただけましたか?

 

ノンバンク融資のように、直接貸し手と借り手が取引する場合は、貸し手が上質なサービスを行う代わりに、金利が高くなったりするのは仕方ありません。それでも条件を承諾して、融資を受けたいという個人、企業が多いからです。

ソーシャルレンディングは、存在がもっと知れ渡ればもっと需要が増え、業界が加速するサービスだと言えます。投資を少しでも考えているという方は、定期預金に眠っている資金と1度相談をしてみてください。

 

 

 

この記事を書いた人

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Profit.com編集部

Profit.com編集部です。投資にまつわる記事を、わかりやすく解説していきます。

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