海外FXのハイレバレッジは高リスク?上手く活用してトレードする方法

2018年12月1日更新
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海外FXのメリットと言えば、何と言ってもハイレバレッジでトレードができるところでしょう。ハイレバレッジを利用したいがために、わざわざ海外FXで口座開設をするトレーダーも少なくありません。ただハイレバレッジトレードをする前に、必ずリスクや上手な活用方法を理解しておきましょう。

 

国内FXと海外FXのレバレッジの違い

海外FXのレバレッジについて知るにあたって、まずは国内FXとの違いを明確にしておきましょう。

 

最大レバレッジ

国内FXと海外FXにおけるレバレッジの大きな違いは、最大レバレッジです。国内FXの最大レバレッジは、すべての国内事業者で25倍までと定められています。

国内FXでは、ハイレバレッジトレードに向いている事業者を選ぼうとしても、事業者が提供している最大レバレッジに差がないので選びにくいのです。

 

一方海外FXは、国内FXとは違い最大レバレッジが定められていません。

海外FX事業者では、当たり前のように数百倍単位のハイレバレッジを使ってトレードができます。また事業者によっては、2,000倍ものレバレッジを提供しているところもあります。

 

ただこれは世界的に見ると、海外FXのレバレッジにおける規制が緩いのではなく、国内FXのレバレッジにおける規制が厳しいと言えます。

また国内FXは、これからさらに最大レバレッジが引き下げられる可能性もあり、ますますハイレバレッジトレードをしにくい環境になると言われています。

 

ロスカット

レバレッジと同じように、国内FXと海外FXでは、ロスカットに関しても大きな違いがあります。

国内FXでは、事業者が行うロスカットが間に合わず、トレーダーの口座残高がマイナスになってしまった場合、追証が発生します。つまり口座残高のマイナス分は、トレーダーが負担しなくてはいけません。

 

一方海外FXでは、多くの事業者で追証なしゼロカットシステムが採用されています。

つまり強制的に執行されるロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまっても、マイナス分を事業者が負担してくれるということです。トレーダーは次のトレードを始める際、口座残高ゼロの状態からスタートできます。

 

国内FXはDD方式という注文方式を採用しているため、トレーダーの損失が事業者の利益になります。

したがって、追証でトレーダーから利益を回収しないと儲けが少なくなってしまうのです。

 

一方で海外FXはNDD方式を採用しているため、トレーダーが取引をすればするほどスプレッドで利益を上げることができます。トレーダーのマイナス分を事業者が負担すること自体は、事業者にとっての損失であることは事実です。

ただトレーダーのマイナス分を負担してでも、トレーダーの取引量を増やして利益を上げようとする方が、海外事業者にとってメリットがある方法だということです。

 

海外FXのレバレッジ比較については下記の記事で詳しく解説しています。

おすすめの海外FXハイレバレッジ事業者

 

ハイレバレッジはリスクが高いのか?

ハイレバレッジを使ったトレードは、果たしてリスクが高いのでしょうか?

あまり利用したことがない方の中には、“レバレッジを高くする=危険”と思っている方もいるでしょう。ただ実は、レバレッジを高くすれば必ずリスクが上がるわけではありません。

 

例えば25倍のレバレッジを使ったトレードと、1,000倍のレバレッジを使ったトレードを比べてみましょう。

米ドル円が100円のときに10万通貨単位でポジションを建て、その後下落して99円になったとします。レバレッジが25倍であれば、必要証拠金は40万円となり、米ドル円が1円下落することで10万円の損失が出ます。

 

一方レバレッジが1,000倍の場合、必要証拠金は10,000円ですが、米ドル円が99円に下落した場合の損失は同じく10万円です。つまり、レバレッジが低かろうと高かろうと、損失に違いはないということです。

 

ではどうしてハイレバレッジに危険というイメージがあるのかというと、資金管理ができないトレーダーが多いためです。

100万円の投資資金がある場合、海外FXで400倍のレバレッジを使えば、4億円分のトレードができることになります。

 

ただこの場合、証拠金は取引額の0.25%しかなく、ほんの少しのレートの動きですぐに強制ロスカットされてしまいます。

したがって持っている資金をすべて使用し、目一杯取引量を増やしたいという方にとって、ハイレバレッジトレードができるという環境はリスクと言えるでしょう。

資金に合わせたトレードができないという方は、初めから最大レバレッジが25倍と定められている国内FXを利用するべきです。

 

ハイレバレッジを活用して上手にトレードする手法

投資資金の一部を利用して少額の証拠金で運用する

投資資金の一部を利用し、少額の証拠金でハイレバレッジトレードを行う手法は、海外FX初心者の方にもおすすめです。

例えば投資資金が100万円ある場合、10,000円だけレバレッジを10倍にして運用すれば、1円の上昇で10万円の利益が上げられます。

もちろん1円の下落で10万円の損失が出ますが、この運用方法であれば、ハイレバレッジでも投資資金をすべて使い切ってしまう心配がありません。

 

複数の通貨でヘッジを効かせて運用する

FXトレードでは、複数の通貨に投資資金を振り分け、ヘッジを利かせて運用することが重要です。

ただ複数の通貨に資金を振り分けるということは、それだけ多くのポジションを建てることになり、必要な証拠金の額も多くなります。

 

そういうときに上手くレバレッジを利用できれば、それほど多くの証拠金を必要とせず、複数の通貨に資金を振り分けることができます。

また複数の通貨でヘッジを利かせたトレードをするのであれば、相関係数を利用して資金を振り分ける通貨ペアを決定しましょう。

相関係数を利用することで、それぞれの通貨ペアがお互いにどれくらい影響を与えているのかがわかります。

 

つまり1つの通貨ペアが上がったとき、もう1つの通貨ペアが下がるという組み合わせを選べば、大きな損失が出る可能性を減らせるということです。米ドルやユーロドルなど、メジャーな通貨ペアを選んでおけば、必ず安全というわけではないということですね。

 

 

相関係数については下記のサイトを参考にしてください。

セントラル短資:通貨ペア別 相関係数 (過去200営業日)

 

まとめ

ここまで海外FX、国内FXのハイレバレッジについて解説してきました。

“ハイレバレッジ=危険”というイメージを持っていた方にとっては、少しイメージが変わる内容だったでしょう。

 

ハイレバレッジトレードは危険だと考えて敬遠せず、しっかりとした資金管理で“安全なハイレバレッジトレード”を心掛けましょう。

また海外FXでは追証なしゼロカットシステムが主流だとはいえ、失った投資資金が返還されるわけではありません。

 

海外FX、ハイレバレッジトレードの正しい手法を知らずして、醍醐味を味わう資格はないと言っても過言ではないでしょう。

 

 

この記事を書いた人

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Profit.com編集部

Profit.com編集部です。投資にまつわる記事を、わかりやすく解説していきます。

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